【気付き】根拠のない自信は大事にした方がいい【脳科学】

日常

こんにちは、つなです。

自分に自信がない人にとって、なにかを達成することは悲願なのではないでしょうか。

どうせ自分なんて。自分には難しい。ほんとうにできるのかな。

など、自信が無い人なりの自己評価に準じた判断をしようとします。

そして、どんどん自分の可能性を見限って、成長する機会を逃してしまうのです。

どうして自分はこんなにチャンスに恵まれないんだと思ってしまったり、他人や環境のせいにしてしまいませんか?

こうしたプロセスが頭の中で繰り返され、悪循環に陥ってしまうわけです。

これに気がついた人は、どうすれば自己肯定感を上げられるかを考えようとしますよね。

わたしも、少し前まではそう考えていました。

小さなことから達成していけば上がるだろう。自分を認めてあげられる出来事があれば上がるだろう。

などと、淡い期待を抱いていました。

しかしこれは、全くもって無駄でした。

たくさんの知識に触れ自分と向き合うことで、新しく気がつけたので書きたいと思います。

遠回りをしようとする

自己肯定感を高めようとするのが無駄なのはなぜか。

  1. 自己肯定感を言い訳に、様々な挑戦に対するハードルを上げてしまう。
  2. 叶えようとしている目標とは、程遠い努力をするようになる。

以上の2点が挙げられます。

1については、経験したことがある人もいるのではないでしょうか。

それは、最初に書いたように

自分には難しいと思ったり、本当にできるのか、と自分を疑うようになってしまうからです。

挑戦するためには、あれをしなくちゃいけない。これをしなければいけない。

など、失敗しないようにいろいろな知識を取り入れたり、他人からの助言を求めたりするようになります。

知識を取り入れるのはいいことです。しかし、学習するうちに、挑戦しない理由を作ってしまうことがあるということを頭に入れておいて欲しいのです。

知識を取り入れようとすると。いきなり難しい問題に直面する時がありますよね。

そのとき、無意識に『できない』と思ってしまうと、魔法が解けたかのように、意欲を失ってしまうのです。

人は、言語によって支配されています。無意識の『できない』に引っ張られて、自分には無理だと思ってしまうんですよね。

助言を聞こうとするのは、自ら鎖に結ばれに行くことだと思った方が良いです。

目標に対して、心配してくれる人や、厳しさを教えてくる人、反対しようとする人が必ず出てきます。

そういうのは、その人の優しさの現れだと思うが、脳科学などの知見を深めると、その優しさこそが一番足を引っ張る要因であることがわかるようになります。

こういうときは、喧嘩をしようとするのではなく、心配してくれてるんだなと思うことが大事です。「でも、大丈夫。うまくいく。」と、自己受容をしてあげてください。

以前紹介した本の著者、苫米地英人氏の言葉を借りると、ドリームキラーと呼ばれる人たちです。

ほんとうに現状から抜け出したいなら、自分と似たような収入や、生活をしている人からは話を聞くようなことはしない方がいいです。

以前書いた記事を見てもらうと、より詳しく理解できると思います。

【捨てられますか?】頭の中にはゴミが存在する①【感情はゴミ】
こんにちは、つなです。 みなさんは、頭がモヤモヤしたり、ごちゃごちゃしたりしていませんか? そして、そのモヤモヤの原因がどこからくるのか説明できますか? 今回は、そういった悩みがどのようにして生まれるのかを『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬...

読むのがめんどくさい人向けに、簡単に説明すると、

現状では考えられないようなゴールを設定して、それが当たり前だと思うようにイメージを作り上げるのが大事だということです。また、目標に対してマイナスの感情を抱かせる人とは距離をとった方がいいかもしれません。

これはスピリチュアル的にいうと引き寄せの法則ですが、脳科学でもちゃんと証明されていることなので、興味のある方は脳のRASについて調べてみてください。

自己肯定感を上げようとすることの危険性

自己肯定感を上げることを目的にするのは、一生解決できない問題だと思ってもいいです。

そもそも、目的がすり替わっていることに気がついていますか?

2の理由につながるのですが、目標のために行動していたはずが、自己肯定感をあげるために行動しているため、want to思考がどんどんhave to思考に変わっていき、本来ならやらなくてもいいようなことを受け入れるようになってしまいます。

これは、承認欲求と自己肯定感が結びついている人に多いといわれていることですが、誰かに認められようとして、その人の要求を聞くようになり、本来自分がしたくないようなことを我慢してやるようになってしまいます。

そうやって自尊心が壊れていき、人に騙されやすい状態になるのです。

これは、洗脳の類で、実際に犯罪組織なんかで使われているようなことがあるといいます。

ブラック企業でも、実際に自尊心を壊すという手法を使っているらしいですよ。なかなかブラック企業から抜け出せなくなる人がいるのにも納得がいきますよね。

そのくらい自己肯定感をあげようとするのは無駄であり、危険なことでもあるのです。

ですから、目標に対して根拠のない自信を持ち始めたら、それを大事にして、自分の可能性を見限らないようにしたほうがいいわけです。

さいごに

脳は、現実と仮想世界の判断ができません。映画などで臨場感を抱くのも、夢の世界で夢だと気付きにくいのも、判断ができないからです。

そして、脳内で作り上げた理想イメージが居心地のいい空間と判断したら、脳は居心地の良い空間に戻ろうとして身体に指示を出し始めるようになるため、努力に対してストレスを感じなくなります。この作用を心理学ではホメオスタシスといいます。

むしろ努力が楽しくなってくるので、幸福度があがります。

脳の中のゴミはどんどん捨てちゃってくださいね。

ですので、気になったのなら試してみるのがいいかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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