褒められても素直に受け取れないと思う人多いんじゃないでしょうか?
それは、「自信がないから」「自分ではそう思っていないから」「本心かどうかわからないから」いろいろ原因はあると思います。
しかし、自己肯定感を高めるには素直に受け取った方が良かったりもします。
謙遜するから自己肯定感が低くなるのか、自己肯定感がないから謙遜するのか。
鶏が先か卵が先か、みたいな話にはなるんですけど、ここでも思ったことを書くので、悩んでいる人は最後まで読んでいただけるとありがたいです。
自己肯定感を手っ取り早く高めるには
はっきり言います。
謙遜をやめてみてください。
いきなり何言ってんだこいつって思うでしょう。
謙遜は、褒めた相手に「見る目がない」と言っているもんだと考えてください。
今回の話は謙遜は使う場面を選んだ方がいいという話です。
謙遜は美徳なんかではない
よくメディアなんかで取り上げられる、外国人から見た日本人のイメージ。
謙遜して相手を立てる文化が日本人らしい。
でもそれって、世間が作った日本人の偏見ですよね。知らないうちに誰かが作った常識に踊らされているだけではないでしょうか?
確かに、相手を尊重して偉大な感じを抱かせる場面では使うこともあるでしょう。でもそんな場面滅多にないですよね。
普段から自分を卑下してまで、相手を立てる必要がありますかって話です。
なんでもかんでも謙遜をしていたら、それこそ自分の価値を下げているようなものです。言葉というのは不思議で、自分で言ったことは本当にその通りになったりします。
また、謙遜なんて自分を見捨ててくださいって言ってるようなもんですよね。どれだけ低く見られたいんだよってなりません?自信がないから否定する。否定するから自信がなくなる。まさに負の連鎖ですよね。
それに、褒めるのってそれなりに勇気がいることじゃないですか?
ちゃんと相手を見ていなきゃいけないし、逆にコンプレックスに触れて気まずくなってしまったり。そういうのを乗り越えて褒めてくれているのに、謙遜で否定してしまったら誰も報われないと思うんですよね。
ということで、自己犠牲からくる謙遜はいますぐやめましょう。
なぜ謙遜をしてしまうのか
人それぞれあると思いますが、謙遜しないことに対してこう思っている人いると思います。
謙遜しないと、煙たがられそう
これって個人の勝手なイメージですよね。自分が心のどこかで他の人に対して思うから、他人もそう思っていると錯覚するわけです。謙遜は日本の文化、美徳として刷り込まれているせいで、謙遜しないのは悪だと心にフィルターをかけているのです。
もっと認めて欲しいと思っている
謙遜することで、もっと褒められることを自覚なしに期待していたりしませんか?自分を低く見せたって褒められる機会なんて変わりません。むしろ、それが見透かされた途端に褒めてくれる機会が減ってしまうと捉えるべきです。
謙遜の代わりに何をしたらいいのか
すぐにいろんな人に実行しろとは言いません。まずは、身近な人から始めてみましょう。
謙遜の変わりに、素直に相手の意見を受け止めてください。
簡単です。ありがとう
と言ってみてください。そんなこと言ったら人が自分の周りから離れていってしまうと不安になる方もいるでしょう。その程度で嫌いになる人がいたら、そういう人だったと割り切ってください。
たとえそれが昔からの友人だったとしても、割り切っちゃってください。大事なのは今を生きることです。自分が変わったことで嫌われてしまうのなら、好きになってくれる人もいるはずです。
ただし、傲慢にはなってはいけません。褒められたからといって相手に横柄な態度をとったり、見下すようなことをしてしまっては、それこそ人が周りからいなくなってしまいます。
あとは、褒め返してみるのもいいかもしれません。相手の褒め言葉(意見)を認めた上で、相手を褒めてみる。これはすぐに実践するのが難しいですよね。
褒めるのは以前の相手と今の相手を比較して、成長したことを褒めてあげるのがいいみたいです。これは、相手を理解した上で褒めているわけなので、謙遜のしようがないですよね。事実に則って褒めているわけですから。
そんなことはわかってると思う人へ
自分の一番の理解者は自分です。ひとつのタスクを終えたら、自分を褒めてみましょう。忙しくてそんな暇がないという人は、一日の終わりに今日良かったこと、できたことを何かに書き出してください。そして、ちゃんと喜んでみてください。自己肯定に繋がるのは小さな積み上げです。その日の頑張りを当たり前だと思わないでください。
逆に、悲しみや怒りを何かに書き殴ってみるのもいいです。これもなかなか不思議なもので、頭の中がすっきりします。この記事の冒頭で触れたように、形にしてみましょう。
まとめ
- 自己犠牲の謙遜はよくない
→本当に自分の価値が下がってしまう。 - 素直に受け止め、感謝する
→自己否定から入るのではなく、褒められたことを受け入れる。 - 一日の良かったことをまとめる
→その日の頑張りを当たり前だと決めつけない。
最後に
変わろうとするのは怖いし、勇気が入ります。変わらないのも変わるのも自由ですが、現状に生きづらさを感じているなら、それは変わった方がいいのかなと思います。
もしこの記事が変わることへのきっかけになってくれたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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