目標を決める前にやっておきたいこと【”やりたくない”のリスト化】

日常

みなさん。なりたい人間像って持っていたりしますか?

この記事は
  • 生きる目的がわからなくて、なんとなく生きづらいと感じている人
  • 自己啓発本によく書かれている「やりたいこと」がわからないという人

におすすめです。

私も、本気で生きる目的について悩んでいた時期があったので、この記事が解決の助けになればいいなと思います。

これから解説する手法をもちいて、私はなりたい人間像を見つけることができました。

やりたくないことをリスト化することで、「心の底からやりたい、なりたい」と思えることと出会うことができます。

ちなみに以前の私は、こんな感じでした。

【過去と向き合ってみる】アダルトチルドレンの話
体の成長に、心の成長が伴っていない。 私の今の状況を的確に表すと、こんな感じです。 人の顔色を伺ったり、機嫌をとるような行動ばかりしていて、自分のやりたいことはあまり考えないようにしてきました。 その結果、周囲の人に、まじめというレッテルを...

本音に蓋をしてはいけない

やりたくないことなんか書いて、人間としてどうなのと思った人いますよね?

実はそれ、固定観念かもしれません。

私たちは、大人になるにつれて大事なことを忘れてしまいました。それは、本音を大事にすることです。

子どもじゃないんだから我慢しなさい。わがままを言うな。言うことを聞け。など…

我慢しなさいと言う割には子ども扱い。身勝手な大人の言葉に振り回されてきました。

子どもも一人の人間として尊重するべき

なんで我慢しなければいけない?わがままを言ってはいけない理由は?どうして言うことを聞かないといけないの?

という子どもの疑問には、しっかりと向き合おうとしませんよね。

大抵返ってくるのは、常識とやらに基づいた意見の押し付けです。

いいから我慢しなさい。いいから言うことを聞きなさい。やりたくないのはみんな一緒。など…

これでは、だれかの助言や命令を聞かないと行動できない大人になってしまうのにも頷けます。

自己啓発本が売れる理由

やりたいことがわからない事態になるのは、先述したものの積み重ねで自分の本音にきちんと向き合おうとしなかったことに因るものです。

校則や社会のルールになんの疑問も持たず、みんなやっているからで片付けていい問題ではないのです。

法案だってそうです。必ず誰かが得をするように仕掛けられています。

実は、日本人の8割がアダルトチルドレンと言われています。自己啓発本が世の中に出回っているのも、生きづらい人に向けて奮い立たせるような言葉を並べていれば売れるからです。(もちろん、私も勇気をもらった一人で、素晴らしい本ばかりなので、批判するつもりは一切ありません。)

こうなっている以上、私は教育に問題があるとしか思えません。

自分で考えることを奪われるような教育が行われていることに、もう少し危機感を持った方がいいです。

では、なぜ考えることを放棄させるような教育が生まれたのでしょうか。

自分でも考えてみましたが、陰謀めいたことが出てくるので、ここでは疑問を投げかけるだけにしておきます笑

やりたくないを明確にする

さて、やりたくないことを書く目的は、3つあります。

  1. 他人の評価、価値観で生きることからの解放
  2. 人生から無駄な行動をなくす
  3. 生きる意味を見出すため

やりたいことと違って、やりたくないことは、あまり時間をかけずに考えることができます。

押さえつけるような教育をされたのなら、それをうまく利用してやりたくないことを徹底的に排除してしまえばいいのです。

順番にいきましょう。

他人の評価、価値観で生きることからの解放

誰しも、やりたくないことをするときには、他人の存在が関係してきます。

それは、頼まれごとだったり、常識が行動基準になっていたりと様々あるわけですが、

自分の行動のベースが、他人の評価の中になっていることこそが問題なわけです。

私は、やりたくないことはやらないと人に言ったりすると普通じゃないと言われたりします。

確かに、やりたくないことを我慢している人が大多数ですから普通じゃないかもしれません。

しかし、私からしたら、やりたくないことをやってストレスになって病気になることこそが異常だと思います。

病気にさせることが社会の常識ならば、そんなものはやらないほうがいいです。

人生から無駄な行動をなくす

私は、飲みの席などで人から仕事の愚痴を聞いたりすることほど無駄だと思ったことはありません。

うわさ話も、人の目を気にする要因になりますし、できれば聞きたくないと思っています。

他人のことで話をしている余裕があるのなら、もっと自己成長に時間を使えばいいのにと思います。

努力を苦痛と捉えるか、未来への投資と捉えるかで人の行動は変わるのでしょうね。

やりたいことがはっきりとわかっていれば、脳は自然と無駄な行動を排除していきます。

RASというフィルターが働いて、必要なことを集めてくれるので、努力になんの抵抗も感じなくなります。

生きる意味を見出すため

やりたくないことから逃げることは悪いことではありません。逃げるということは、生物における防衛本能です。

やりたくないことを避けようとするのは意外と大変なことなので、それだけでも目標となるのではないでしょうか。

自分で自分を追い込むことはできても、人から追い込まれて辛くなるのは少し意味が違います。

なりたい自分がイメージできているなら、目の前の困難をどう切り抜けるかを考えられますが、心に余裕がないと考える余裕も無くなってしまいます。

辛いなら逃げればいい。逃げ道を用意するのを忘れなければなんとかなります。

生きることに価値があるということを意識してください。

書き方と注意点

ただ書くだけでは、何も変わらないので書き方のコツと注意点を紹介します。

これといって難しいことはないので、安心してください。

やりたくないことリストの書き方

頭の中に浮かんだやりたくないことを素直に紙に書いていくだけです

なりたくない人間像だったり、嫌いな行動を書いてもいいでしょう。

不快に思うことも書いてもいいと思います。とにかく、嫌だと思うことを書くのがコツです。

私は、50個ほど書いた時点で人生の目標が思いつきました。

できるだけ多く書いた方が、見つかりやすいので、100個を目標にしてみましょう。

注意点1:リストはできるだけ他人に見せない

やりたくないことは誰しもが持っています。しかし、見せても理解を示そうとする人はまずいないでしょう。

自分にすごい理解を示してくれる人になら見せてもいいとは思いますが、ほとんどの場合、「いい大人が何言ってんだ」などと批判をされます。

夢を潰してくるような言葉が飛んでくるわけです。以前の記事でも言っているように、人の脳は言葉で支配されるので、そういうのを聞かないようにするために、リストを見せるのは控えた方がいいでしょう。

社会がこうだからと諦めるのは、向上心を失ってしまった大人の戯言だと思っておけばいいです。

生きづらい世の中を作っているのは、そうやって足を引っ張りあってきた結果だと思います。

まさしく、カンダタと蜘蛛の糸の有名な話を体現しているかのような社会ですよね。ほんとにバカバカしいです。

注意点2:書いたままで終わらせない

書いたままでは何も変わらないので、やりたくないことをやらない生活をするにはどうしたらいいかを考えましょう。

やりたくないことの逆のことをリスト化するのもいいかもしれません。

やりたくないことを変換していくと、どうありたいかの傾向が見えてくる時があります。

つまり、どうしたらいいかを考えるうちにやりたいことの輪郭が見えてきて、やりたいことが見つかるようになると言うことです。

そして、やりたいことが見つかったあとは、解決に向けて行動すればいいだけです。

まとめ

やりたくないことリストの目的
  • 本音と向き合う
  • まとめることで、やりたいことが見えてくる
  • どうやって、やりたくないことを避けるかを考える

しっかりと自分の本音と向き合うことで、これでいいやと諦めるのではなく、解決していきたいという意欲に変えることができたでしょうか?

どの自己啓発本にも書いてあるような、やりたいことにフォーカスするものではなく、やりたくないことから捻出するという手段を考えてみました。

ここで、本音がいかに大事かを説明している名言を紹介します。

あなたの時間は限られている。だから、他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が、雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

ースティーブ・ジョブズー

いまある世界は、こういうものがあったら面白いのにというのを誰かが思ったからできた世界です。

それほど本音というのは、行動力を上げる引き金になるのです。

だから、みなさんも本音に正直になってみてはいかがですか。

心の底からやりたいと思えることに出会えた時に、あなたの人生は好転すると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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